自称「猫バカ」が贈る、夢と愛情に溢れた写真集&エッセイ著者がロシアンブルーの猫一家と楽しく暮らしている様子を写真とエッセイで描いたもの。愛猫家が一人でも増える事は大変嬉しい。思ったより写真が多く載っている。あくび顔、腹ばい、顔舐め、ねこ鞄、タンス猫、泣き笑い顔等多彩。岩合氏のレベルとまでは当然行かないが、気の置けない間柄とあって、自然な表情が撮れている。
文章にも猫と暮らす楽しさが溢れている。帯で小泉今日子氏が「久保田さんの婚期が遅れてしまいそうで...。」と語る程。だが、心配御無用。男より猫の方がずっと素敵。猫本・猫音楽の紹介もある。スキンシップの意味も込めて猫マッサージの方法も。ただし、猫芸として、お座り、ちんちん、グラス(に手を入れる)を紹介しているが、犬ではないのだから、これは感心出来ない。人間の思惑に嵌らないのが猫なのだから。モネとマネの母子物語とそれを見守る著者の姿は泣かせるものがある。
「猫バカ」を自称する著者の本書を手に取る事で、一人でも愛猫家が増える事を望みたい。夢と愛情に溢れた写真集&エッセイ。
日本人の目が生き生きしていない理由海外の調査や講演から帰ってすぐに気になるのは日本人、特にサラリーマンの目が死んでいることである。この本は、その原因を解き明かす。
上下巻合わせて700Pに及ぶ現代日本分析は、読むのに少々骨が折れるかもしれないが、膨大な取材と資料をもとに社会科学的にマクロな日本の姿をあらわにし、今だその輝きを失わない名著。日本人全員が必読である。
ウォルフレンは言う。この国の人々を不幸にしているのは「目に見えない支配システムである」と。
日本人がなぜこのような被抑圧意識にさいなまれているのか。それに対する答えがこの本だ。
日本全国津々浦々まではりめぐらされた政治的システムと、それを深層で受容し、支えている一般庶民の偽善の姿がえぐりだされる。江戸期に完成し、第二次大戦を経た後も連綿と受け継がれてきた「お上意識」のエートスそのものが暴かれるのだ。
実はそのシステムを潜在的に支えているのは我々一般大衆である、ということを。
目に見えない支配階層・官僚の作り上げる虚構のシステムを体系的に論じたのも非常に大きな功績で、菅直人をはじめとする多くの政治家達が「霞ヶ関霞ヶ関」というようになった背景にもおそらくこのシステム論の影響を受けてのことだろう。
なぜなら、それまで日本人政治家の中に、官僚はコントロールするものであって国民の下僕である、というような発想をする者はほとんどいなかったからである。それどころか、多くの政治家が官僚出身者であった。
この本の他に、...
専門書を読む前に。802.11のみならず WiMAX(802.16)や UWBなど今後普及して行くであろう規格についても幅広く解説が加えられており、本書を読み終えてから専門書を読む事でより早い理解が可能になる好著。
情報系は情報が古びるのた早く数年経つと価値が低下してしまうが、本書は2004年後半の刊行であり、WiMAXや UWBがまさに市場に出てきている今が読み頃と言える。
日々人々が暮らすための「家」建築ジャーナリストの鈴木紀慶氏と写真家の白鳥美雄氏がタッグを組んだ、
JCB発行『THE GOLD』の連載記事「いいデザインと暮らそう」。
その二年分を再構成したのが本書である。
決して奇抜でモダンなものばかりではない、
日々人々が暮らすための「家」。
それなのに、ため息が漏れてくる家ばかりだ。
出来合いのマンションではなく、
無理して建築家にお願いしても良かったかと
ページをめくるたびに思ってしまう。
ビジネス社会のルールを再確認。私は就職して10年以上になるが、これまで職場で感じてきた居心地の悪さ、違和感が、この本にはずばり説明されていると感じた。ちなみに私は男である。この本は働く女性のためのバイブルとうたわれているが、男性にもお勧めできる。全ての男性がビジネス社会のルールに習熟しているとは限らないからだ。
組織で働く人は一読して損はないと思う。また、訳者の福沢さんが勝間和代さんとの共著で書かれている「会社でチャンスをつかむ人が実行している本当のルール」(ディスカバー)も、内容は重なるが、現在の日本の状況により合う形でビジネス社会のルールが解説されている。こちらも役に立つと思う。
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